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http://hdl.handle.net/10271/139
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| Title: | 卵巣癌患者における予後因子としての血清sialyl Tn値測定の有用性 |
| Other Titles: | Serum Sialyl Tn Antigen as a Prognostic Marker in Patients with Epithelial Ovarian Cancer |
| Authors: | 小林, 浩 寺尾, 俊彦 川島, 吉良 |
| Keywords: | Sialyl Tn Ovarian cancer Prognostic factor Progression-free interval Survival |
| Issue Date: | 1-Jan-1992 |
| Publisher: | 社団法人 日本産科婦人科学会 |
| Citation: | 日本産科婦人科學會雜誌 Vol.44, No.1(19920101) p. 14-20 |
| Abstract: | 卵巣癌89例, 婦人科良性疾患157例及び正常者126例について血清 sialyl Tn (STN)値を測定し, 腫瘍マーカーとしての有用性を検討するとともに, 卵巣癌患者の予後と術前STN値との関係を検討した 1. 血清STN値は偽陽性率が正常者で4.0%, 良性疾患で9.6%と非常に低く, 卵巣癌で48.3%の陽性率を示した. 臨床進行期との関係では, I期26.1%, II期33.3%, In期63.2%, IV期70.0%を示し, また, 腫瘍最大径とよく相関した. 2. 組織型では漿液性嚢胞腺癌47.4%, 粘液性嚢胞腺癌59.3%, 類内膜癌42.9%, 類中腎癌30.0%の陽性率を示し, 陽性率及びその値とも粘液性嚢胞腺癌において高値を示したが, 他組織型の癌との間に有意差は認めなかった. Gradeとの相関は認められなかった. 3. 術前血清STN値と卵巣癌患者の予後との関連を検討した. 術前血清STN値が50.0U/ml(mean+3SD)以上をSTN陽性例とすると, STN陽性例の1, 2, 3, 4及び5年生存率は 59.5, 29.7, 18.9, 10.8及び10.8%に対して, STN陰性例ではそれぞれ, 96.2, 92.3, 86.5, 82.7及び76.9%と有意に延長し (p<0.05), 術前STN陽性例では予後不良例が多いことが判明した. また, 1, 2, 3, 4及び5年目における percent progression-freeはSTN陰性例が90.4, 86.5, 76.9, 59.6及び51.9%に対して, STN陽性例ではそれぞれ, 35.1, 16.2, 8.1, 8.1及び5.4%と有意に短縮し (p<0.05), 術前STN 陽性例では短期間に再発, 死亡していることが確認された. 各進行期, 組織別及びGrade別に検討しても, STN陽性例では予後不良例が多いことが確認された. 4. 多変量解析の結果, 患者の予後を規定する因子として血清STN値, 進行期, PS, Gradeが重要であり, STNは予後を推定する独立した因子であることが判明した. 以上より, 卵巣癌における腫瘍マーカーのなかで, 血清STN値は specificityが高いのみならず, 卵巣癌の予後を反映するマーカーとして使用できる. |
| Description: | rights: 社団法人 日本産科婦人科学会 rights: 本文データは学協会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである relation:isVersionOf: http://ci.nii.ac.jp/naid/110002191192/ |
| URI: | http://hdl.handle.net/10271/139 |
| ISSN: | 0300-9165 |
| Appears in Collections: | 1010 雑誌掲載論文
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